夏といえば、感染症の季節でもあります。
エキノコックス症も感染症の一つです。
エキノコックス症が恐いのは、人獣共通感染症だということです。
感染経路としては、
主にキタキツネ、ネズミ、犬猫等の
糞に混入したエキノコックスの卵胞を、
人間が飲料や食料などの摂取行為をすることにより、
経口感染するとされます。
日本では主に北海道が危険地域であり、
水たまりなどに、キタキツネ、ネズミなどの糞が混入し、
それを散歩中や野生の犬猫が飲んだりした場合、
犬猫への感染経路となる場合があり、
その後犬猫から人間に感染する可能性もある。
一見綺麗に見える沢や小川の水などでも、
エキノコックスに汚染されている可能性もあり、
その水を飲んで人間も感染する可能性も高い。
それゆえ北海道の未処理の自然水を飲むのは特に危険性が高い。
摂取した後は、
卵胞が摂取した人間の体内で幼虫となり、
主に肝臓に寄生して発育、増殖し、嚢胞を形成する。
感染初期の嚢胞が小さいうちは無症状だが、
しだいに肝臓腫大をおこして右上部の腹痛など、
深刻な肝機能障害をおこすことが知られています。
次に侵されやすいの臓器は肺で、
咳、血痰、胸痛、発熱等の結核類似症状を引き起こすこともある。
嚢胞が体内で破れると包虫が散布されて転移をする事もある。
放置した場合の5年後の生存率は30%といわれており、
早期の診断と治療開始が重要である、恐ろしい感染症である。
エキノコックス症に夏だけ感染するという訳ではないですが、
山に行く機会や水にふれる機会が増えますし、
まれにですが日本の本州でも感染例があります。
お気を付けください。
◆参考資料◆
ウィキペディア
北海道立衛生研究所
北海道
札幌市
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