前回は、犬の殺処分が0には、ならない理由1を書きました。
前回を見逃した方はこちらから・・・
⇒ 犬の殺処分が0には、ならない理由・・・一般的な話編
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今回は一般には多くの方に知られていない話をします。
一般的には、多くの方は、前回のことが進展すれば、
犬の殺処分は0になると思うかもしれません。

でも、殺処分を限りなく0に
近づけることは出来ても0にはなりません。

なぜなら、保健所で犬を保護(収容)するというのは、
公衆衛生上の理由もあるからです。

捨てられたり、半野生化した犬は、
いろいろな病気を持っている場合があるのです。
怪我をしている場合もあります。
犬の社会化(躾)が出来ていない場合もあります。

病気の中には、犬にも人にも伝染するものもあるし、
病気や怪我が悪すぎたり、狂暴すぎれば、
その犬の為にも、人間の安全な生活の為にも、
殺処分も仕方がない時があります。

ある程度直る病気や怪我、狂暴や躾が出来ていないなら、
保護をしているボランティアが治療なり、再躾するなりして、
里親を見つけることも可能ですが、
こういう場合は、治療してもハンディ犬だったり、
里親の元に行ってもなかなかなじめず、戻ってきてしまうなど、
最後まで大事に飼ってくれる里親を見つけるのも困難です。

殺処分への道のりや、保護してからの道のりの困難さも知らずに、
殺処分という言葉だけ聞いて、かわいそうとか言って、
詳しく知ろうともしない、助けようともしない方が多いという、
何重にも困難で、どうにもならない現実があるのに、
一体どうやって殺処分0にしようなんて軽々しく、
他人事みたいな言葉が出るのかわかりません。

殺処分0という前に、知るべきこと、やるべきことがあります。
まず、知るだけでも価値がある。
助けるということは、そのあとからでも遅くはない。
そして、知ってからの方が、行動を起こしやすい。
飼い主のいない不幸な犬の中の、条件の悪い犬でも、
犬里親募集すれば、少し期間はいるかもしれないけど、
必ず里親が見つかるようになるのが、真の犬里親文化だと思います。
すべての里親募集される犬が、幸せになりますように。

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